靑 魚
息子は、
今年度から生活文化の授業が土曜日に2時間できて
小学校以来の調理実習が始まった。
先月の第1回目は、自由献立○○○カロリーの昼食を作る
今月の第2回目は、鰺をさばく
1回目は、お手軽焼きそばにしたというから、なんたる手抜き
そして今回は、初めての魚の三枚おろし体験で、帰ってからの報告の賑やかなこと
「お母さん やったことある?
何あれ~ 思い出しても赤いエラと内臓がきもっ
頭を切るのがなんともなぁ~ 眼が見てるし
とにかく手は臭くなるし
ぜいごは痛いし
でもカタクリ粉をまぶしてフライパンで焼いてポン酢で食べたら旨かった」
女の子を含む三十数人のクラスメイトのほとんどが魚おろし初体験ということで
今回の授業は、魚の解剖まがいに大騒ぎだったという。
毎日、何も考えずに口に入れている食材がたどる経路・経緯・手間などを少しは考えてくれたかな?とも思ったが、魚だけでなく肉もしかり、同様に生きて育てられ屠殺されて部位に分けられ、小さく分けられた部分を食べていることを話した。
そういえば、どこかの農業高校では飼育した動物をさばいて食べるという体験学習があるという映像を何かで見た。私だったら、その日は仮病を使って休むかもしれないが、息子たちも、この授業を通して通常まったく念頭にない経緯を少し思うことで、食に対する考え方が変わってくるかもしれず、、、、
まぁそう大したことでなくとも、鰺くらいさばけた方が、これからの男の子にはいいのかもしれない。
かくいう私も鰺を初めてさばいたのは、20代の終わりの頃でした、、、。
画像は、初めてrawで撮った写真