もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

2005-01-01から1年間の記事一覧

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師走 つごもり 立派な門松が立つのは株屋さんだけか。 いろいろときな臭い噂もちらほら 老舗版元Y社の支払いが焦げ付いている、、、 この業界はバブルの頃から不況と言われ続け もう何年になるだろう。 やっぱり などと さほど驚かなくなってきた。 副業があ…

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桑原氏個展会場/スパンアートギャラリから抜けて 意識を取り戻しつつ東へ。 学生時代からの旧友ナナオヒシャク個展会場は 銀座1-9-8 大日本図書の北隣にある 奥野ビル515 同潤会アパートのような造りの建物には アートギャラリや撮影スタヂオ よくわ…

桑原氏のスコープオブジェは、実物を是非とも観たいと想い温めていた。 この方は毎年年末に個展をされている。 http://www.cre-8.jp/pickup/88.html スコープ公開時間には少し遅れたが、 暗幕を張った部屋にて桑原氏ご本人から懐中電灯(マグライト)を当て…

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大型書店平台を眺める 丸山健二 新刊3冊 サイン会も既に終わった様子 立ち読みすると相変わらずな内容、、、 カレンダー&手帳チェック ◎ 『スピリディオン』 ジョルジュ・サンド著 大野一道訳 藤原書店 2004 「真実は無知と欺瞞に護られてこそ歩みを進める…

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覚書 ピアニスト鈴木弘尚がチャイコフスキーコンクールにて絶賛され、十八番としている 超絶技巧楽曲:ヒナステラ「アルゼンチン舞曲」中 老いた牛飼いの踊り はぐれ者ガウチョの踊り 上記、同楽曲を キース・エマーソン ライヴCD でも聴く。 キース・エマー…

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駿河台~神保町~西早稲田~高田馬場 倉敷の蟲文庫さん、祥さんと古書街周遊 日販裏のニコライ堂は聖夜前の静けさ。 古書会館裏手にある古書店から 大通り→すずらん通り 昼は 天麩羅いもや をやめて 学士会館へ きれいになったボルシチのサラファンでもよか…

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昼下がり 魔女集会(ということらしい) 本郷3丁目は曇天の肌寒さだが 赤門を入ると公孫樹の黄葉が煉瓦色の建造物を照らして明るい。 にぐるうむ・にぐりうす・にぐろ めるくりうす:水銀 を垂らしてこうろこうろ はたして何が出てきたやら 総合研究博物館…

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. 心をつくし汝吾に帰れ .

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上野~上野駅~東京八重洲 ●国立西洋美術館 キアロスクーロ展 10月半ば 柄澤 齊氏のキアロスクーロ技法レクチャーを予約していたが、パスしてしまったので今頃に。会期末を向かえてのなかなかの混雑。 多色刷りによる陰影空間表現の妙。いいものが出ていた。…

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. 東京 雪予報 .

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. * 冬が来た * 北は雪 * * 街路樹のイチョウが黄葉の盛り 桜葉は散り敷き裸樹に メタセコイアは一気に紅葉 .

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. ようやく 杉本博司展 ほどほどの混雑に驚く、、 老若男女を問わずの人気なのか 意識的に観ている人間は如何ばかり。 入ってすぐ デュシャン 大硝子とのコラボ? 『彼女の独身者たちに…』 ~ 数学的立体 この展示形態の一角は、とても気に入る。 パーティシ…

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. 近隣の小規模街本屋 「月刊 むし 」が 3冊棚ざし 驚愕 この雑誌が3冊もこんな店に並んでいるということは 不定期購(好)読者が確実に居るのだなぁ。 裏表紙広告は、志賀昆虫普及社。 藝新 立ち読み NAVI 特集 じじなび 立ち読み忘れる このキャッチに…

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. ドイツ写真の現在 を見ての感慨 絵画 と 写真 との コラボレーション 18世紀~今日まで 絵画が 写真から知り得たもの 写真が 絵画から知り得たもの もはや 切り離せない関係にあること、、、 .

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朝 ♪Monteverdi ♪Sigur Ros を聴きながら雑用 竹橋の近美:ドイツ写真の現在 西洋美術館:キアロスクーロ展 の予定で動き始めるが出足が悪く 竹橋で引っ掛かってしまい上野には行けず。 割引激安チケットは入手済みなので 行かず仕舞いにならないようにした…

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. NHK教育TV「新日曜美術館」 吉村順三の軽井沢の家に見入る。 たんぽぽハウスやツリーハウスの 藤森照信も出演、、、 温もりと品格と使い勝手のよさ 藝大建築科の最初の課題が 椅子づくり とは 納得。 .

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朝 窓辺に飾った ちいさな硝子細工の ツリーが 割れ 落ちる 気分を変える為に ♪L'affaire Louis Trio を聴くが すぐれずのまま仕事へ 若い女の子の 少しはにかんだような笑顔に 救われたり…。 画像はレーズンのようなお味だという ムクノキの実 .

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19世紀初頭の仏蘭西自然主義文学と 20世紀初頭が舞台のこの国のノンフクション小説 交互に読み進む裡に 対蹠的位置にあると思いきや ちいさな共通項など。

空 華

. しるべし 佛道の翳人といふは本覺人なり 妙覺人なり 諸佛人なり 三界人なり 佛向上人なり。 正法眼蔵 「 空 華 」 購読 しだいに 佳境に入ってくる <時処> とは 時間 と 空間 とが共存する 時空、、、 B先生曰く 「 どうぞ皆さん、各自 考えてみてくだ…

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映画 『三丁目の夕日』 息子に付合って観ることに。 3年前に読ませた劇画の影響か 13歳が 「懐かしい」 と言う、、、 私だって生まれていない昭和33年の話 1958年 私も君も 銀河の塵 数年前から流行りの昭和レトロ CGを屈指しての細部への懲り方は唸る 車・…

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. 息子絡みの野暮用を済ませ 吉祥寺 井の頭公園から南に抜けて 玉川上水を散策 井の頭公園は 相変わらずの四畳半フォークの匂い/笑 ヘブン・アーティストの方々 個人のパフォーマー 美大生 ものづくり の方々の露店 漫画読みのお兄さんも 入り込んだ声を挙げ…

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ほうじ茶好きの間でかねてより話題の 加賀棒茶 近くのスーパーの特選品フェアで見つけて購入 干し藁のような日向の馨に 炒りの芳ばしさで気に入る。 …またもや、歯が茶色になるか… ゴマ鯖 味噌煮をやめて 丁寧に骨を抜き 揚げおろし煮に 鯖嫌いの息子が、よ…

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引き続き 初冬の寒さ 映画 『乱歩地獄』 を観る こてこて は 覚悟していたものの 四篇中 後二編 「芋虫」「蟲」 は 予想以上 眼を覆いたくなるようなシーンあり。 近頃流行りの 親殺しを目論む中・高生は 観ルベカラズ! などと言うと 必ず観る輩ありか? 活…

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夜半からの雨 12月の気温だという 肌寒い朝 欅の落ち葉掃きは いたちごっこ 14日から点燈したイルミネーションに 街の灯りも華やぎだしたが 寒いのはどうも苦手、、、 .

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石神井三宝寺池に降りる イイギリ 大木から枝垂れる紅い実が眼を惹く ムクノキ の実は熟れ センダン の実が風に鳴る 枯れ葦 に 鶯 の 地鳴き 翡翠の声が池上を甲高く渡る 再び Iさんと遭遇 翡翠には見向きもしないので、伺うと この道三十数年、鳥・虫写真…

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山の観察会には引き続いて行けず 9年目に入った ぽんこつダブルシェブロンは 路面の凹凸をことごとく拾うようになり 乗り心地はなはだ悪し。 唐松林の黄葉を想う さらさらと降り積もる針葉樹の黄葉の森 冷えた空気に沁み入る 唐松の匂い 心地よい落葉絨毯を…

小宮豊隆の息子 当時は、そうとうなおじいちゃんに思えた。 今考えると 60歳代前半ほどだったか 穏やかで静かで上品な語り口 坦々と 独逸詩を吟じていた、、、 その小宮先生が余談にて紹介された詩人 Nikolaus Lenau 何年かぶりに レクラム文庫を取り出す。 …

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水曜日 映画 『ランド・オブ・プレンティ』 にしようか 『乱歩地獄』 にしようか さんざん迷った挙句 結局 どちらも観ずに 風邪の為に遅れていた インフルエンザの予防接種 に行く。 高田馬場 BIG BOX では いつもの古本市 九段下から神保町古本屋街を抜けて…

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. 小春日和 すでに 立冬 逆巻くビル風に吹かれながら フォーレのヴァイオリンソナタ2番が纏わりつく 離れない ダナイドの 底無き 樽

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浜離宮ホールコンサート Jean-Michel Damase/Piano Nobutaka Shimizu/Flute Paul Fried/Flute 背中の丸くなった77歳になるダマーズおじさんのピアノ 至極軽快に、典雅に、優美に、軽やかに しかも とても楽し…