2011-01-01から1年間の記事一覧
週末,年末年始の過ごし方をいかんせん と思うのも 今年は、すこうしだけ自分の時間が増えそうな予感があるからです 久しぶりにちょいと観たいと食指の動いた映画がちらほら ◎ブリューゲルの動く絵 http://www.bruegel-ugokue.com/ 12/17~ ユーロスペース ◎…
穢れなき生こそは贄 凍湖より釣りあげし魚の白銀の反り 苑 翠 子 ここ 関心空間のクラシック愛好家の方たちのキーワードに触れ 藤本一子著 『シューマン』 評伝を手に取る機会に恵まれました。 音楽へのアプローチは、さまざまな方向から語られるもので 演奏…
櫻紅葉も散り敷いて 公孫樹の黄葉が明るく舗道を彩っています さまざまな電飾も冬の夜の街を華やかに演出しはじめました 今夜は皆既月蝕 終わりはまたはじまりでもある、、、と謂った、かの月蝕領主の命日でもありましたことよ 初夏に伺った 川越の陶磁器ギ…
ジョウビタキの高い声が聞こえる 冬のはじまりを告げる声である 年の瀬はなにかと気忙しく あれもこれもと思ううちに過ぎてゆく 知人たちとの恒例の集まりも ひとつは愉しく過ぎた 転勤族のお一人に、大阪に戻る人が居り、寂しくなる ヨーロッパの信用不安に…
連休のはざ間 山へ 今年は平年よりも暖かく、通常ならすでに落葉している葉も残り カエデやカラマツが最期の虹彩を放ち 赤・橙・黄 の落葉広葉樹と針葉常緑樹の鮮やかな織物が好天に映えておりました。 都内 大泉インターから2時間と少し 人の多く集まる場…
James Blake The Wilhelm Scream http://www.youtube.com/watch?... Limit To Your Love http://www.youtube.com/watch?... I Never Learnt to Share http://www.youtube.com/watch?... 「 いわゆる"歌モノ"のそれは彼自身が歌う歌で、歌はときにエフェクト…
. 透明に喜びのみを歌う弦 昏れつつ白し雨の中の薔薇 近藤 芳美 薔薇は薔薇の悲しみのため花となり 青き枝葉のかげに悩める 若山 牧水 薔薇ひらく顫へともなり生きゆかむ 亡き母のため韻律のため 濱田 到 塚本 邦雄 『 百華遊歴 』 より .
... 立ち上がれ 繼起する時代の中に わが 肉體よ 打ち毀せ この思考する形態を 、、、(略) 風 吹き起こる… 生きねばならぬ 一面に 吹き立つ息吹は 本を開き また 本を閉ぢ P・ヴァレリー 「海邊の墓地」 より 鈴木信太郎譯 (不死の生命を望むな わが魂よ …
ちきちきちき と 百舌鳥 の 高鳴き 焚きたての新米艶ごはんに めんたい や ぱりぱりの海苔 が 美味しい季節 ゆうぐれの澄んだ空気の中に ご近所から漂う夕餉支度の匂い、、 ごぼう を煮付ける匂いに誘われ 買い置きのれんこんを入れて 鶏肉の煮物をつくった…
颱風の後 わがやの薔薇に変色した わくらば が目立ちます 四季咲きの赤が 幾つか咲き始め 来月は 秋薔薇の到来です 暦通り 彼岸迄の暑さになるかどうか、、、 ----------------------- 新作自作監督作品映画の公開に合わせての各所でのヤン・シュバンクマイ…
南紀方面に大きな被害をもたらした二百十日の野分が逝き 重陽の節句も間近 早くなった落日の窓を開ければ 季節の移ろいを告げる冷気がしのび込む 既に 山では 気の早いナナカマドが色づいていた 下界では いま少しの猶予がありそうだ * * * * * 燈火稍可親 …
オーシンツクツク シュクダイヤッタカヤッタカ シィ~ 既に この日記内容は今月の始め頃 おこさま方の夏休み工作のなにがしかヒントになれば、、と頭を掠めもしましたが このような 休みも終わりに差し迫ったアップとなり 果たして、、、宿題に間に合うかど…
雨後の度に秋が近づき 気の早い旅鳥は 南へ渡る仕度でも始めたか 昨日は、きょろんきょろん と鳴くツグミの仲間が大欅の中から聞こえました 森ガール・沼ガール(笑)・山ガール が、もて囃されるずいぶん前 おせじにも運動神経がいいとは言えない小学生の息…
7月にやってきた颱風からこちら 東京は過ごしやすい日々が続いて暑中見舞いも躊躇のありさま もしや このまま秋になることもあるまいに 昨日は仕事帰りに吉祥寺に立寄ると こ暗き森の井の頭公園から 蜩かなかなの呼び交わす声が... ------------------- 向…
炒られるような暑さに降参して 四天王寺散策は取り止め そうか、、 ここは飛鳥時代からの聖徳太子ゆかりの地であることを再認識 古墳群も そこかしこ 街中に在る 東京は江戸から、たかだか500年ほどの都市、、、 大阪は1500年以上も前から街だったの…
岡林信康のこの唄は、大阪ではこの辺りに相当するのか 記憶も遠くなるほどひさかたぶりの一人旅、、、 なかば仕事 のようなもの で 大阪 私のこれまでの大阪体験など、ほぼ無きに等しいものだった、、、と 感慨深い土産ものをもらった時間 レオスカラックス…
梅雨明けが早かったおかげで長い夏です ニイニイ蝉の通奏鳴音も聞こえるようになり これからが夏本番 朝は 7年近く続いた、息子のおべんと作りからようやく卒業 揚げ物で 台所が熱帯になることもなくなり 洗い物も格段に減って 慌ただしい朝食から解放され…
. 梅雨の終わりは何時になるのか 宵に しらじらと燈る夏椿のほの白い涼やかさ 何年か前から 若手の陶芸家さんの名前を入力してクリックすると必ずや行き当る、 言わずと知れたHP うつわノートさんのエキサイトblog には、 http://utsuwanote.exblog.jp/ これ…
日 没してもなほ長い 靑いゆうぐれの刻 聖ヨハネ草 Hypericum perforatum の近種は 既に5月の終わりから咲き始めている 6月24日 は 聖ヨハネの日 聖ヨハネ祭の前夜には、魔女や精霊が現れるという言い伝え とか、、 さて そろそろ 仕度でもするかな(笑…
5月の終わりの雨の日に ターミナル駅にほど近い、タワーホテルで甥の結婚式がありました たったひとりの可愛い甥なので、ちょっとお祝いを奮発しました 姉の長男として彼が産まれたのは私が大学生の頃 オムツをかえてやったり、あやしたり遊んだり 随分可愛…
休日の早朝 浅い眠りの中で鶯のさえずりが間遠に聞こえたのは 旅に出ようとする留鳥だったか 日が昇り 夏の日差しの装いが緑陰を深くする頃 今度は再び はっきりと呼び交わすように啼いている ゴールデンウィークから次々に開花をはじめた五月の花たちが 今…
あれから2ヶ月経ちました 食べる 寝る 排泄する はたらく 何事もなければ ルーティンと謂える日々の ありがたさ を思い知り 被災し、衣食住に事欠いた方々には申し訳ないと思いつつ 殊更に美味しさを感じた お味噌汁 は、毎日こころして作るようになりまし…
http://www.ancientfm.com/ さしずめ 古楽FM といったところでしょうか? 終日24時間エンドレスALL ♪PCを触りながら 延延と聞くことができるここち良い音楽♪ 中世&ルネッサンス音楽には特別に興味のない方にも この時代の長い射程距離と広範囲の地域から…
http://www.tepco.co.jp/index-j.html 東京電力 HP 昨日夕刻 同じ共同住宅の自治会役員をされている方からメールが着ました 【お知り合いの方に連絡してください】 という書き出しでした 内容は 水が止まる(13日 朝の停電による) のお知らせに始まり …
阪神大震災経験者の birochanaさん からの日記メッセージを以下に伝言します ------------------------------- さらなる拡散を願います。 以下コピペ。 地震が起こったら、必ず窓を開けてください。 そして、家にいる人は、今、お風呂に水をためてください。…
トムは真夜中の庭でダンスダンスダンス 上記 レディオヘッドは別件でありますが 時間ができた息子は、15日、2度目の単独ライヴを決行したようす、、、 人の入りはどうだったやら。。。高校生割引の甘い待遇もあと少し はてな?と思う音楽の趣味嗜好は、お…
. グーク ということばを初めて知りました 買い物から帰宅して何気なくつけたTVは ベトナム戦争のドキュメンタリー映像:インタビュー形式のオムニバスハーツ・アンド・マインズ ~ベトナム戦争の真実~という番組でした 買い物袋の食品の整理も忘れ、TVの…
箪笥の奥にしまい込まれていたセーターは樟脳(ナフタリン)漬 出番の少ないものは、一晩晒しでもしないとやや息苦しい もっと穏やかな匂いの防虫剤もあろうものを この匂いこそ効いているあかし とばかり、たんまり樟脳を入れ込む日常、、時としてナフタリ…
大寒 だというのに 白夜とは季節外れですが 先日の新聞評に 吉田秀和『永遠の故郷』全4巻完結にあたり氏のコメントが掲載されていました。雑誌「すばる」に掲載された文章を集大成した4巻のひとつ「夜」だけは3年前に購入して手元にあります。 最愛の奥様…
アルブレヒト・デューラー版画・素描展 明日でおしまい@国立西洋美術館 1月16日まで (画像上は油彩自画像で今回の展示にはありません) 間もなく閉会とあって平日なのに行列状態での観覧でした。 紙ヤケ防止策か? かなり照明を落とした展示内容は 視力…