もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

柄澤 齊展ー宙空の輪舞

栃木県立美術館 2006年7月16日(日)~9月3日(日) http://www.art.pref.tochigi.jp/jp/... その独逸語の先生は娘の名前を 梓 とした。 梓弓(あずさゆみ)… 遠く万葉の時代から梓の樹には霊性が宿り 梓の樹で作られた弓弦を打ち鳴らして神霊・生き霊・死霊…

秘 蹟

リクルートのフリーペーパー 「R25」 なるものを 初めて手にとって読んでみる。 25歳から32歳までの男性ビジネスマンを対象 むろん私などは対象ガイ 表1表2は、予想内のソフトバンク 女性向け「L25」というのも出るらしい 電車の中で読みきる短文記事…

面 妖

銀杏並木にころがるものの異臭 † クラナハ のポスターが気になっていた展覧会 『ウィーン美術アカデミー名品展』損保ジャパン美術館 クラナハ : ルクレチアがいい サインなのか?ちいさい悪魔くんのようなカタチが愉しいかぎり レンブラント : 1点展示な…

痛 点

痛みの記憶 それは追体験によってのみ感得される いくどもいくどもそう感じるのは 私の痛点シナプスが壊れているせいだろうか 分娩の痛みすら忘れてしまう愚かさ可笑しさの話を友と。 健忘とは すこやかに忘れて世をいきるすべ 。。。。。。。。。。。。。 …

異 界

野草園に逃げ込んだとはいえ やはりここも人造庭園には違いない が、 この樹陰にひっそりと咲く秋の草花は 、、、そのいろとしもなかりけり、、、 ほっと安堵をもたらしてくれるうす紫 ほのしろい茶花など 救われた気分になった、、、、 樹陰には 卵のうを膨…

俚 諺

薔薇さうび 遠きバビロニアの時代から多くのひとびとを魅了してきた時間 いまさらのように私が言挙げするまでもなく 馨・いろ・かたち ともにひとの手を煩わせながら 今に至る うつくしさ 秋の陽射しの強いコントラストを受け その一部が燃上する焔のごとき…

逍 遥

5月と10月の3週目は、薔薇撮影の日と決めたものの さすがに数回目ともなると、構図も定番化しつつある。 薔薇園は、さながら最新型デジカメの品評会場に近い状態で 中高年の方々が三脚担いで数時間の滞在 その合間には、スケッチやらデッサンの方がちら…

惜 陽

薔薇色の封筒に遠方からの便り来たるぬくもり 陽が落ちるのが早くなった 4時過ぎには、高層ビルからでも目線に落ちゆく太陽 5時半には星が見える ---------------- 中2生の自殺ニュースを機に 息子に 差別意識 と 優越意識 の説明をするも どこまで伝わっ…

霹 靂

フライパンの焼き掃除 換気扇廻りの油掃除 ガスコンロ・レンジ掃除 いたちごっこの掃除は果てなく続く、、 空が蒼い -------- TV討論 医療制度改革が齎した病院の医師不足など、、 アンテナぴくぴく。

銀座教文館 独逸のクリスマス市

. 銀座中央通り 和光・山野楽器・ミキモトの並び ちいさな間口の雑誌中心の本屋さんではありません。 昭和6年アントニン・レイモンド設計の 古いビルヂング キリスト教専門の版元であり書店です。 http://www.kyobunkwan.co.jp/ 毎年、秋も深まる頃に開かれ…

秋 艸

百舌鳥の高啼きを聞く 萩・薄・桔梗・撫子・女郎花・葛・藤袴 抱一の絵に登場するような秋の七草も 植物公園等で見られることが多い 斑入りのススキ葉に閻魔コオロギの声 豆の月が秋の盛り -------------------- 知人の展覧会で銀座へ 教文館 ティールームは…

思 惑

朝から 北朝鮮の核実験速報 新聞販売店拡張員のしつこい勧誘 家庭教師派遣会社からの紋切り型勧誘TEL キリスト教系M ドアホン越しの「真実の言葉を知ってください」 攻略法模索中

中 秋

うすらなる空氣の中に實りゐる葡萄の重さはかりがたしも 葛原妙子 中秋 と、これだけ書かれた一葉が、郵便配達夫の黒き鞄… (この鞄の中布はどうして赤いのだろうと常々訝しかったが、、) 不意に投げ込まれた葉書の意図を考えていた長い時間があった。 暦で…