2008-01-01から1年間の記事一覧
自分ひとりでは、けして交流はなかったろう友人に 息子を介して知り合った母友だちやファミりーが居る。 先日は、そんな友人のお誘いで 内々でのちいさなクリスマスコンサートへ 中高年初心者の為の器楽演奏講座に集った方たちであるというメンバーは中低音…
. 年の瀬も近づき、掃除やら年賀状の準備など、、、 子どもの頃は、向田邦子のドラマのように、一家総出で、家具を移動させたりなどして畳を上げて掃除をしたことも記憶の隅にはある。 核家族となった今、そんなことはしないから、日を決めて部分部分を少し…
人が集まらないと気の毒なことになるから、、、 という主催商店組合の方々の心配する声も聞こえたので 時間ぴったり 暇にまかせて、出かけてみると なんのことはない 遠くから聞こえるマーチングバンドの演奏に 小走りに大通りに急ぐ人を何人も見かけました…
ようやく 石田徹也展へ 公式HPでは、残された作品が観られます。 この時より少し前にTVで観ていて気になっていた人。 大きなタブローに向き合うと、正直 まいりました。 こみ上げるものが押さえられず 少し辛くなる作品も。 人形師のNちゃんも、あの時確か、…
山茶花のはなびらこぼれ 石蕗の小花の黄色が色づいた樹々の下に鮮やかだ 夏の終わりからこの方 うちの薔薇たちはハダニ・うどんこ病にやられ えいままよ と3度の刈り込み 坊主状態から何度も復活はしたが やはり花は望めず、ミニ薔薇がわずかに細々咲くばか…
ひと月ほど前に観たハンマースホイ展 繰り返し描かれた室内 ストランゲーゼ30番地 クレスチャンスボー宮殿 差し控えられたように物語る画面から溢れる寡黙な語りは 扉の奥に射す光の内奥の部屋へ 室内の床に落ちた窓型の陽だまりへ あるいは骨白色の 北欧…
婚姻の式は、およそ呼ばれて伺うものと相場が決まっているが 告別の式は、呼ばれなくとも耳にすれば こころあらば伺うもの、、、。 親戚縁者となると その辺りの線引きにやや難しいものがあると想う今日この頃 遠方ならあらかじめの連絡で不義理を詫び、日を…
. 神無月 つごもり 路地ものの菊の花が咲きだした。 街路樹のハナミズキも紅葉し つぶれた銀杏の実の なんともいえぬ匂いを放つ秋深し 菊花の馨りといえば 子どもの頃から馴染みはあるものの 薬臭いような青臭さとでもいうのか 刺身のつまならいざしらず、黄…
先月には届いていた年金特別便を投函する 間違いが無くてつまらない 気の毒なのは、もすこしで貰えるという人が 入力ミスやら手違い等で貰えないケースだろう が、もう誰も年金に頼るだけの生活など考えられなくなってきたのではないだろうか 先が見えない …
暗い朝 ハダニにやられた英吉利薔薇の様子を視ながら 通年で旺盛に咲き続けるガーデンシクラメンに感心していると オナガの濁った啼き声に入り交じり 高原の森の唄い手のような 聞き慣れないツグミ系の声が近づいてくる ヨシキリ似の ジュジュ の後に キョロ…
秋薔薇がほころびはじめ 秋明菊の佇まいや金木犀の馨りに和むこの頃 あちらに倒れた人あり あちらでも緊急入院 という報せに あたふたしながら行き来した9月はあっという間 この身ひとつで出来ることは限りあるから ひとつ ひとつ * そんな中でも 彼岸前の…
ジョン・エヴァレット・ミレイ John Everett Millais(1829-96) ロンドン テート・ギャラリー 1851-52 カンヴァス油彩 * * * * * * http://www.tate.org.uk/britain/... 本家ロンドン:テート・ブリテン ジョン・エヴァレット・ミレイ展 の巡回 東京 Bunkamur…
とうに絶滅したと想われた珍しいイキモノ (ガングロ白ヌキ目玉のお姉さん)を 息子の学園祭の来場者に2・3見かけたのは一週間ほど前のまぼろし 猿も出るという渋谷の街中 ヤマンバはもうここには棲めなくなったか 休日の人の波を押し分けて東急本店方面に…
Tizitさんの日記で驚きました。 2008.2月1日早朝、漏電による火災で2階はほぼ全焼とのこと。修復工事は進んでいるようですが火災の名残りもあるようす。。。。 stat rosa pristina nomine, nomina nuda tenemus. 過ギニシ薔薇ハタダ名前ノミ、虚シキソノ…
遁走したくとも できないことはたくさんあるのが世の中というもの 下道ではリッター数キロしか走れなくなった11年目のぽんこつ 自慢の高速安定性で、空いている高速道路は問題なく動いてくれた。 この夏、渋滞道路で数回エンストしているので ある日突然、…
抜けるような秋の空を迎えた重陽の節句 菊花の祝い日は旧暦にあたろうから まだまだ 野菊も山でのみ 金木犀すらまだ早い 中秋のお月見に 郊外の原っぱで尾花(ススキ)を手折り、リンドウ・オミナエシと壺に投げ入れ 尾花は一夜でほわほわに -------------- …
. しろき秋のこころ沁みてひとあればふかく裂きたる眦をもつ 山中 智恵子 ------------ のっぴきならないひとつの 美學 のようなものが 齢若きその青年の脳髄身體を雷(いかずち)の如く貫きとおし その後の生きざまをも おのずと決めてしまう その 生きざま…
銀座のウィンドウは、7月終わりから既に秋の装いだった。 巷は、盆を過ぎ 長雨続きで ほんとの 秋がやってきた来たような涼しさも感じる。 久しぶりに毛布にくるまり 蝉もこころなしか、夏の終わりを惜しむような声 既に 秋刀魚 も 食べました。 -------- …
4月末、早々に入金手続きを済ませた10日間の息子のケアンズステイ ステイ先の家族詳細とオイルサーチャージの追加通知が郵送されてきたのが出発1週間前の8月11日 4月からこの間、何の連絡もないので、こちらから代理店に連絡を入れたり そして昨日、出…
. 盆の飾りは 黍 鬼灯 茄子馬 に とうもろこし のひげを付け 蓮の葉 ミソハギ 賽の目野菜 に ナマ米 など 祖母や母と 提燈や蝋燭の準備をするのも楽しかった幼い日 集まった従兄弟たちも帰り 静かになったゆうぐれの奥座敷 廻り燈籠が ゆらぐ影を障子に灯す…
. 立秋 というのに 早朝から強い陽射しが照りつける 蝉時雨の間遠に お~しん つくつく シュ~クダイ ヤッタカ シュ~クダイ ヤッタカ に 聞こえると言っていた人も 子どもたちの夏休みは、まだ前半戦 第4週にならないと宿題に本腰を入れないのはいつの時代…
. 『 エヴァ 』 リュシアン・レヴィ・デュルメエル 1896年 (Lucien Lévy-Dhurmer, 1865-1953) この絵画作品をジャケットに配したアルバムが聴きたくなるのは きまって 春 エリー・アメリンク(Elly Ameling)の艶やかな声は 19世紀末の詩人たちの諧調を 天…
北京 は いつから Beijing 表記になったのか 知りませんでした、、、。 Peking は 何処 ? 正しい発音 の 問題 なのかもしれません。 しかしながら 発音 も 街の内容 も変わったのかしらん、、 ことば 変われば、姿 も変わる 高層ビル群の林立する現代北京。…
立松和平原作のトマト畑映画ではありません。 この処、闇夜を一瞬に明らめる稲妻と音ばかりが眺められ うちの近所 もしくは半径1キロ圏内は雨雲に素通りされてます。 昨夜も渋谷界隈は大雨情報のニュースが流れ 京浜東北線が落雷で停まったり 集中豪雨は局所…
暑中 お見舞い 申し上げます 土用の丑 というわけではないけれど こう暑くては、スタミナをつけないと体が持ちません。 昨日はあちらの実家のお手伝い等で大汗かいたので 滋養にもよいでしょう。 ここの八目鰻は美味しいです。 白焼きに甘い山葵 冷たい吟醸…
午前中、太陽が雲に隠れて幾分の涼しさを感じたので 昼過ぎ 自転車で西荻ふらり。 ここには遊星商會さんも出店されているようす Gallery MADOの建物も気になるし むかしむかしの記憶しかない街だから、その変わりようも確認したい 女子大脇の一方通行小道を…
数日前から ニイニイゼミ が鳴きだした。 し~し~し~ちぃ~~ち~~ じっとりとした暑さとともに耳に刷り込まれた音と盛夏のはじまり 犬笛ではないが こうした高周波音は 小鳥の ヤブサメ や 蟲の クビキリギス の声にも似通っている ゆうぐれの草叢からは…
階下にお住まいの方は、たいそう風流な方で 共同住宅には不似合いな蒲鉾板状表札がかかっていたり ちいさなアールコープには珠洲大壺にトクサやギボウシ 睡蓮大鉢には小魚が泳いでいたり 時折 蚊取り線香の馨りが漂うと想えば 今年も2・3日前から鈴蟲の声…
やけに蒸し暑い一日ではありましたが PTAの仕事を終えて、吉祥寺経由 阿佐ヶ谷 新宿経由の阿佐ヶ谷であるならば、 学生時代に友人の何人かがこの街に住んでいたおかげで幾度となく高架駅から降り立ったパールセンター商店街 あれから十数年を経た今も人通り…
土曜毎のPTAが定例の習い事のように感じられるこのごろ いつものように吉祥寺の街に立ち寄り 自転車で裏道から新しくなったいせやの脇に出ると、まだ3時過ぎだというのに、もうもうと立ち昇る焼き鳥の煙にぐるり行列 人混みを避けようと中道通り商店街に入…