もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

(タイトルなし)

二十七日 は 実朝忌 だったそう… かずならぬ こころにみをばまかせねど みにしたごふは こころ なりけり 実朝 藤原克己氏が上目遣いの面差しで説諭された日を想い出す。皆、立派なセンセになりましたことよ。 太宰・小林・吉本隆明 ちょっとぱらぱら読んでみ…

(タイトルなし)

春朝まだき 雨後のあした 善良の「人の子」らみな睡る 雜木林にさやげる胸赤き ROBIN を見しか 心かなしみかぎりなく 大地に耳ふせ ゆゆしき泪の脈搏を心に聴きて 泉のごとくに笑へる也 日夏耿之介『轉身の頌』「宗教」より抜粋 旧字體・かな遣い もえぎ 改…

(タイトルなし)

神田まつや ひとりで遅い昼 鳥わさに熱燗 もり1枚 とやりたいが わたしじゃぁ さまにならない 残念 .

(タイトルなし)

自然災害は人智であらがえるか グスコーブドリ君の愛(かな)しみを想う これで北大で火山学者をしている先生がいるといふ 平田オリザさんの父上はこれで オリザ と名づけたといふ タチアガルモノガタリ 確かな言葉たち .

(タイトルなし)

夕刻 上弦の月が南中 夜半には西に没し 天蓋の極みに 冬の大三角 ペデルギウス・シリウス・プロキオン をを 東京の空に裸眼で すばる が見える オリオンは西にかたぶき 「自然法則の摂理」といふ呪文が降り來る やれやれ 柄澤 斎『雅 歌』が石神井書林目録に…

(タイトルなし)

朝からラヂオ ピーター・バラカンに続き 昼には ♪石狩挽歌 が聞こえてくる。 八代亜紀かとばかり思っていたら北原ミレイの唄だった。 声がいい。西田佐知子のよう。 ♪アカシヤの雨にうたれてこのまま死んでしまいたい~ アカシア じゃなくて アカシヤ の表記…

(タイトルなし)

庭園美術館 田原桂一 光の彫刻展 http://www.teien-art-museum.ne.jp/... 10歳の時、父が土産に持ち帰った ミケランジェロのピエタ写真集 以来彫像写真には惹かれる。 及川哲也 MERAVIGLIA の自然光らしい墓石彫像写真もよかったが こちらはどうも作為的ライ…

『死都ブリュージュ 』 ジョルジュ・ローデンバッハ

冥草舎 窪田 般彌訳 BROUGES-LA-MORTE 1892 Georges Rodenbach 先日、何処だったか 大手書店の文庫平台に 赤帯岩波文庫の これ が積み上げられていました。 http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/32/2/... 重版がかかった様子もなく 今頃何故に… 判りました。200…

(タイトルなし)

気になる錬金的牽強付会な符牒 hyperion ヒュペリコン hypericon オトギリソウ科 Hypericum perforatum セイヨウオトギリソウ(聖ヨハネ草) 香りによって邪霊から守る 心気阻喪、憂鬱症、癲癇症に効果 …なんにでも効きそうな怪しい薬のようですね… それから …

(タイトルなし)

. 月はブルーチーズのやうだ その方形の小片は 密閉された試薬壜の中で 静かな 變容 を 待つ 芳しい 腐敗 といふ 昇華 の アンチノミィ 中川ユウヰチ氏作品に .

(タイトルなし)

はじまったばかりのその物語は、すでに完結した処から螺旋階段を鳥瞰し、下降してゆく様相。ミステリ仕立てとも謂い難く、飛び散った血痕の飛沫を丹念に辿ってゆく指先と虫眼鏡に、事のなりゆきの終結など求むる気配もなし。 符牒 の これすぽんだんす 死ん…

(タイトルなし)

. >blogはじめました。 >あなたにはちょっと難しいかな? どうせわたしは ぱぁぷぅ ですよっ。 .

(タイトルなし)

. 寒の入り 松の内 かはたれ刻の はがね空 鋼鉄片の堕ちゆく彼方 奇しき光なだれる .