妄 誕
きっぱり と来るのが 冬
紺碧の空に映える富士の高嶺の雪被り
ゆうぐれの耿々とした月あかりと星の光に
いくぶん早い初冬の訪れを感じるこのごろ
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松丸書店も見たかったので久しぶりの丸の内
本好きの人には、かえって見難い棚になっているかもしれません。
或るカテゴリの隣に、どうにも遠いカテゴリがあったりします、、
あくまで個人の書棚の覗き見 という雰囲気です。
しかし、行き止まりの曲線空間の書棚は妙な居心地を感じて
つい長居してしまうことになるかもしれません。
本よりも、むしろああした曲線的書棚を設えた空間が欲しいものです。
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夏に出た1968本として話題の小熊英二著『1968』は手首が痛くなりそうな厚さの力作のようす
HPには、とても親切に以下の如く飛ばして読むことも可能と
著者からの指南もありました。しかし、なにゆえこの大著
臨む気力が希薄な私。。。ご縁あらば図書館で
以下HPより引用
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読者への便宜として、関心のあり方によって読むとよいと思われるガイドコースをここで提示しておこう。
・本書の趣旨を手早く知りたい方:序章→第2章→第5章→第9章→結論
・本書の趣旨をより詳しく知りたい方:序章→第1・2章→第5章→第8~11章→第13・14・16・17章→結論
・社会運動の先例に学びたい方:序章→第1・2章→第15章→結論
・当時の学生叛乱に関心のある方:序章→第1・2章→第4・5章→第7~14章→第16章→結論
・通読したいが省ける部分は省きたい方:第3章、第6章、第12章を省く
本論や結論で述べるように、筆者は「あの時代」の叛乱を、一過性の風俗現象とはみなしていない。だが、一部の論者が主張するような「世界革命」だったともみなしていない。結論からいえば、高度成長を経て日本が先進国化しつつあったとき、現在の若者の問題とされている不登校、自傷行為、摂食障害、空虚感、閉塞感といった「現代的」な「生きづらさ」のいわば端緒が出現し、若者たちがその匂いをかぎとり反応した現象であったと考えている。そしてこれを検証することの意義は、不安定雇用の若者たちから運動がおきつつある現在、ないとはいえまい。
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書店を出て
日本のお財布を動かしている金融街の隣;丸の内ストリートを歩きつつ
Cafe 1894で小休止したくも混雑の為にスルー
平日と休日の人種の差が一番激しい街であることでしょう
http://www.marunouchi.com/index.html
あまりご縁のある街ではないのですが
さまざまなイヴェントが目白押しのようです。
画像上 入れなかったCafe 1894エントランス