2006-07-25 輪 舞 日記 山あいの季節外れのスキー場には もはや永久睡眠に入ったようなリフト数機が立ち尽くす 間遠に ホトトギス・カッコウ・ウグイスの声 こんな場所にやって来る人間は誰もいない 携帯だけがかろうじて圏内を示す人間界との絆 しかし 少し奥へゆけばそれも途絶える、、。 視界をちろちろとよぎる翳 ヨツバヒヨドリに群れ舞ぶ姿は 今 ここにはない しかし 確かに 居る 1頭、、2頭、、 林端の暗がりからたち現れては消える翳 翻って青緑色に耀く大型の黒い影は ミヤマカラスアゲハか? ヒョウモンチョウが彩りを添えていた。 .