浮 塵
梅雨明け後の朱夏の週末
父の初盆の合同法要が寺であるというので出席
最近は、暑さゆえか?
盆に 絽の袈裟を着た坊さんが各家を廻る風習は割愛されているらしく
この日は八月十三日に初盆を迎える檀家が 二日に分かれての法要の初日で
十八の家族が本堂で会し、小一時間ほどの読経と焼香
広く新しい本堂にエアコンが効いて、わたしの両サイドでは船漕ぐ人も
表に出れば、37℃の熱射 墓石も炒られ 打ち水すれば じゅじゅ~
さてさて 表題は ウンカ(浮塵子)なんですが
今年は、例年になく虫が多いような気がします
実家の盆栽台の朽ち木には、アシナガバチが巣を作り
共同住宅のわがやでも、5月頃から鉢に巣を作ったアリンコがベランダ大行列で、切り花にした花瓶の薔薇にもその列は伸び
やむなくアリ専用薬剤を使用したところ、パタリと消えて…この薬効の恐ろしさに 二度は使っていません:汗
アリが収まれば、今度は カメムシ
網戸や植物の葉に、お行儀良く整列した卵を産み付けるのは経験上知ってはいますが
今年は、6月頃から洗濯物にも付着して 気づかずに取り込んでしまい たたむ段になって大騒ぎ
シーツ・タオルケット・下着・足ふきマット・カーテン と、
網戸には、このところ 毎朝 新しい卵を発見します
先日は、薔薇の葉に、孵化したカメムシがこれまたお行儀良く うじゃじゃと並んで
暑い日でしたが、さすがのわたしも 身の毛もよだち 冷えました
やってくるカメムシは、チャバネアオカメムシですから、近県で被害がでているのも理解できます
わがやの対策は、今のところ 取って放つ 取って捨てる で
たいへん原始的ではありますが、 画像中 の手作り容器が大活躍しています
これは、円錐ペットボトルの上部を切り取り さかさまに漏斗状にして虫を下部に誘導する
面白いほどス~ッと、簡単に手を汚さず成虫のカメムシが取れる、捕虫網ならぬ捕虫器
臭い液も出させませんよ
もう10年以上前に、鳥の観察会の案内人さんから教えていただいたものですが
夏休みの工作がてら、一家にひとつ 作って無駄ではありません たぶん、、。
画像上下 ヒバ盆栽は、実家より貰いうけ