小 春
外苑の公孫樹並木が、早明ラグビー戦の頃には黄葉になる慣わしも
国立競技場がオリンピックに向けて取り壊されることになり
ここで最後の早明戦とあらば盛り上がりもひとしおだったことでしょう
いろいろと 時代の区切りの年にさしかかっている感です、、
実家の父の病は、取り残した結腸部腫瘍のマーカー数値が上昇気味
大学病院の担当医師は 「 次は 何時やりましょうか? 」 ばかりで
切った貼ったの臨床数が手柄になる消化器外科の彼等の科白は他に無い様子(呆)
切らない人は用無し の病院とは、もうご縁を切るべき時なのかも
20キロ以上痩せ、わたしと同等の体重になった父は、それでもまだ逡巡しているのか
返答を先伸ばしにしており、夏に手術を強力に勧めた姉も、今回ばかりは流石におとなしくしています
ただ、父はわたしの想像以上に生き意地が張っているというのか?
お呼びがかかれば、今だに夜の会合にも制止を振り切り出かけてゆく元気があり
食事もままならない体力で、疲れやすく足腰もかなり弱っているハズなのに、お迎え車が到着するとそそくさ出かけてゆく気力には、わたし以上で驚くばかり、、この人は癌と共生して長生きするのでは と思ってしまいました
東京に戻れば 相変わらず花瓶の花はドライに変貌し
この12月シューカツ解禁の息子は、マスター進学したいとのことで、、、金喰い蟲の延長です(泣)
わたしも ぼんやりしていられず 新しい仕事をはじめました。
画像 実家の窓から見える公孫樹