節 会
水仙月の四日 も過ぎて
外気は、まだまだ冷たく感じますが
急に酒宴や会食の予定が入ってきたのは
やはり 光の春
春待ち気分 の証でしょう
先日は友人のお誘いで 吉祥寺 meg に初めて行く機会に恵まれました。
吉祥寺通のJAZZおぢさまなら知らない人は居ないだろう有名なJAZZ喫茶兼Barです、、
狭い階段を上がってドアを開ければ、真っ赤なアバンギャルドのスピーカーがお出迎え
連れ合いはJAZZ通ではありませんが、何度か行っていたようで
ペペロンチーノが旨い という前振りだけは聞いていました。
この日は、JAZZ初心者若年おばさま5人組でわいわいと伺いましたので
顰蹙か、と少々冷や汗でしたが お店の雰囲気は、極めてwelcome
小難しい理念で音楽を聴くのは置いといて、ひとまず愉しもう という態度のよう?です
この日の演奏者:戸坂純子さんはママ友の友人でフェリス出身のヴォーカリスト
童顔に似合わず、まろやかで含みのある声質の楽曲のセレクトは、非常にバラエティ豊かな構成で
megライヴ初心者には、受け入れ易く、好感度な雰囲気でした。
当初の予習では、彼女のYoutubeアップが少なく、正直いまひとつの惹きが感じられなかった
しかし、実際にナマの声を間近で聴き、素晴らしいバックの演奏に乗って
リズミックなモダンJAZZあり、聴かせ処のゴスペルあり
声に似合わずのコケティッシュな振りも可愛らしく、どんどん惹き込まれました
ナマはやっぱりいいですね~
ピキーンと私の素人耳に響いたのは、バックピアノの板垣光弘さんの素晴らしいアレンジ力と高度な技術
休憩中にちょっとお話すると、とてもシャイで控えめな感じの、手のうつくしい方でした
http://www.jazz-naru.com/musicians/...
なるほど~宮本信子さんのライヴ総監督を務める実力派でした
私の耳に狂いは無く、さすがmeg 確かな腕のある方たちの演奏でした。
画像下でも判るとおり
私たちの前の席には、ひとりでふらりと入ってきたお勤め帰り風のおぢさまたちが数人
誰と会話するでもなく、着席してバーボンロックを片手に、ふんふんと肩を揺らす姿
いい感じでした、、、
お酒 と JAZZ ここは禁煙らしいので愛煙家さんには気の毒ですが
グラスを傾けながら素敵な演奏を聴くことができた夜
大人の心地 を少し齧りました。
2ステージ目の最初に唄われた アマポーラ
以下、Youtubeと違ってラテンアレンジでしたが
彼女の声とマッチして私にはこの夜一番に。名曲はどんなアレンジでも素晴らしい!