錦 繍
連休のはざ間 山へ
今年は平年よりも暖かく、通常ならすでに落葉している葉も残り
カエデやカラマツが最期の虹彩を放ち
赤・橙・黄 の落葉広葉樹と針葉常緑樹の鮮やかな織物が好天に映えておりました。
都内 大泉インターから2時間と少し
人の多く集まる場所はなるべく避けたいと思いつつも
この山に来たのは実のところ20年ぶり
以前は、セゾングループ不動産開発によるさまざまな施設が目立った場所で
かなり朽ちた感の名残りの施設も見受けられましたが、現在は大きく様変わり
TV仕事の流儀でも話題になった星野旅館の御曹司:星野佳路氏の手になるリゾート開発の本家の地であります。
中西悟堂ゆかりの野鳥の森に 一度足を踏み入れたいと思ったのはもう何年も前のこと
その時のネット検索では、まだ古い星野ホテルの画像が出ていた記憶もありました。
旧ホテルは既に2003年には休業し新たな出発の準備が始まっていたのですね、、
宿泊者でなくとも立ち寄れる ウッドデッキが好ましい川沿いのこぶりなショッピングモール
ハルニレテラスは、川音も間近に聞こえて高感度でしたが
私が立ち寄った平日は人も少なめで心地よかったものの
夏の避暑の時期や土日祝日には、それは凄い人人だそうで
軽井沢好きの友人の話では、駐車場確保が至難の業で、これより上の千ケ滝の広大な無料駐車場に車を停めてシャトルバスが送迎しているのだとか、、
先日はそのような気配は全く無く、駐車もスムーズにできましたが、
やれやれ、、、時が変わればそのような具合になるのですね。
野鳥の森は、1時間半ほどで一周できる渓流沿いの小山の遊歩道で
軽いトレッキングで紅葉を満喫しながら歩くことができました。
コゲラ・コガラ・シジュウカラ ゴジュウカラはちょっとあやしいかな?
カケスのギャーギャーも聞こえて深まる秋を感じました。
熊に注意の話を何度も聞かされたので、熊鈴持参で正解です。
案の定 艶やかな新しい糞が落ちていました。
朝、晩 が行動時間だというお話で、きっと、どこかに潜んで、こっそり人間観察をしているのでしょうね。
動物たちの邪魔をせぬように気をつけたいものです。
画像上:野鳥の森 ピッキオの森入り口附近
画像中:浅間山の見晴らしの素晴らしい東屋近くのカエデ
画像下:雲場池の紅葉