処 暑
エゾゼミの通奏低音 水の流れる音を聞くと
また来たなぁ と思う
昨年は7月の終わり
昼日中から暗い森にはヒグラシが響いていた
当たり年には、朝まだき 暗いうちからヒグラシの大合唱で起こされる、、
レンゲショウマ・キツリフネ・ツリフネソウ・リンドウ・ハクサンフウロ・ワレモコウ・シシウド・シロヨメナ・ススキ・イケマ・オヤマボクチ・ノハラアザミ・ソバナ・ツリガネニンジン・シロヨメナ・アキノキリンソウ・コオニユリ、、、
いつものように赤沼駐車場に車を停め
赤沼~戦場ヶ原~小田代分岐~小田代ヶ原へのハイキング
日なたは暑いが、世界に誇れると密かに想い続けている、このうつくしいミズナラ・ズミ・カラマツ林を吹き渡る風は、ほんとうに気持ちよくて爽やかだ
前回、黄身色のキビタキがさかんに囀っていた林に鳥の声は聞こえない
時間が時間だから仕方がないが、蝶や秋の花々にはこと欠かない
至福のひととき
赤沼自然情報センターでは、23日に出没した熊情報が大きく報じられていた
出没はこれまでも頻繁に聞いているが、人が襲われたのは初めてだというから
ハイカーのみなさんの熊よけ鈴がいつに増して賑やかに感じる
初めて来られたという方に、赤沼~湯滝 までの2時間弱のハイキングコースをお薦めした(靴が軽装であったから)。
もう 数え切れないほどここを訪れていて
鹿・猿・熊 の動物たちに出遭わなかったのは 今回が初めてである
何かの偶然とも思えるが 幸運と言えればよい。
植物画像:蝶の師匠のHPより