杞憂Ⅱ
この1年ほど
ながらく脳裡に居座りつづけている本があり
書名を検索すれば自分の関心空間日記が引っ掛かってきて少し驚いた。
blog日記など、暗い海に放り込まれる消費言語
真新しい日記に現れる固有名詞が消費経済社会の情報抽出検索に貢献しようも
そんなものも、その他も、おおかたは意識排泄に近いもの
古い日記など、いったいどこのどなたが読むものか
自分でさえ、、、
しかし しかし そうとばかりは云えない現実
うち捨てられたとおぼしき古い日記も、
稀な固有名詞を拾いあげて現在に浮上してくるとなると
なんともいたたまれない気持ちになる、、、
畏るべし検索システム
水底の澱のように降りつもる
厖大な過去となりつづける800万以上のblog日記は
容量とともにいつ滅びるのか