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もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

慚 愧

暑中お見舞い申し上げます

 先週末より公開が始まった 都内2ヶ所単館上映 塚本晋也監督 大岡昇平原作『 野 火 』

構想20年 金策に窮した塚本監督みずからの主演

しかし 上映館が少なすぎる…

 F・コッポラ『 地獄の黙示録 』の画像・ Doors の THE END も鳴り出しているわたしの脳内ですが

若い頃と違って これは心身ともに健康な状態でないと

なかなか観るに辛い内容だろう 

この夏の時間を長らく引き摺る内容になるだろう…と懸念しています

   が

 さまざまに あの時代の 慚 愧 という真摯な言葉が忘れられつつあるこの頃

原作とともに振り返る 良い機会になるや と

 ...疑うことを知らず 軍国教育を受けた可哀想な子どもたち

殊に 或る一定の年齢から上の 出征世代

この人たちこそ 敗戦後の価値の転換に大きく惑い

 自己欺瞞 という暗雲に苛まれた人も限りなく居たはずで

その自分と どのように向き合いケリを着け 生き長らえることができたのか

 

秋山 駿 『 舗石の思想 』は 

少し 遅れてきた少年ではあったけれど 

生身の生きた大人として 焼け跡に立ち尽くした少年の歩行と思考の言葉があり

出立の記録でもありました。

 慚 愧の画像

画像 Flickr;Yoshihiro Ogawa 御射鹿池 Nagano, Japan