もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

繁 茂

若葉の季節も過ぎ

緑濃き五月も後半戦に入りました

今年は GW前からお久しぶりの友人知人から次々に連絡が入り

友人宅に伺ったり、招いたり、会食やら展覧会やら 

お遊びに多忙の日々が続き 胃腸をやられてお粥のお世話になって一段落

その友人のひとりが 直前に行けなくなったと 恒例のバラとガーデニングショーの招待券を持参してくれて

せっかくなので 重い腰をあげ 久しぶりに 行ってきました

今年は、オープンが土曜とあって 先週末は相変わらず凄い人出だったとか

お天気に恵まれた平日を狙いましたが、会場へ向かう電車はご婦人でいっぱい

会場へ入り ドーム球場をすり鉢の内野席からサッと見回しても 女性が8割以上の来場数

意外なのは、中高年ばかりの美術展と違い、ここでは20代と思しき若いおねえさんも一人で来ていたり

ご多聞に漏れず、わたしも中年一人客でしたが コアなファン層は年代を問わずいらっしゃるのですね、、

以前との違いは 俯瞰した会場配置図から

展示スペースが中央よりも円周を囲み、真ん中の帯状に協賛企業と参入ショップが配され 買い物がし易い構図

、、展示ブースをぐるぐる廻れば、迷宮のようで気付かずでしょうが、ガーデン展示が減り、縮小し、ショップ数が増えた感ありあり、、

リーマンショック後の経済状況と、全国的なガーデニングブームで有料無料のバラ園が日本各地に次々オープンし

ガーデニングイヴェントも多種多様化して集客も分散化の傾向にあるのかもしれません

(D・オースチンの無料薔薇園も大阪泉南にオープンしているし、、)

まま そんな事を考えながら 今回 目に留まり魅了された薔薇は

画像中 小山内健氏のいらっしゃる京阪園芸のブース&ショップの  あおい(画像下) & かおりかざり

かおりかざり は、TV趣味の園芸で 涼風真世さんが育てた品種というPRでしたが

TVモニターやPCモニターではなかなかその微妙で繊細な いろあい がお伝え出来ないのが残念無念

かおりかざり の透明感のあるアプリコット色は、イングリッシュローズのパットオースチンにも通ずるものがあるものの似て非なる

優美な繊細さのある色味

日本の気候風土に合った作出の四季咲きで、香りもある

直立で 切り花にも向く フロリパンダで花数が多い

おやおや ERイングリッシュローズ 惨敗の気配です、、

早速 帰宅して作出者サイトを確認すると Rose Farm KEIJI 國枝啓司さんの作出

会場には國枝さんの切り花の出展ブースもあり、なるほど  ひより しずく にも 魅了されました

しっとりとした和名も似つかわしい

この20年は 育て易く花数も多く香りも素晴らしいオースチンのERが世界のガーデナーを驚かせ席巻した様子が

欧米各国のピンタレスト仲間の画像を見ても納得しました

わたしもこのガーデニングショーで雷鳴に打たれ ERを育て始めて7年目の今年、、、

ベランダ鉢栽培のブッシュ品種にもかかわらず、3mを超えたあまりのじゃじゃ馬の暴れぶりに今年ばかりは閉口、、

丈夫なのは大助かりですが、元は高緯度で育種された品種ですから、昨夏の亜熱帯気味の気候では強剪定が必要でした

で、今回は 腰痛も考慮し お持ち帰り無しのつもりで出かけたものの

あおい かおりかざり の新しい風にくらくらし

バロン は、かねてよりの気になる存在  三択で悩みに悩み

結局 肝心な育て易さよりも 香りとうつろう容姿で 病気になり易いと忠告を受けた バロンを選択

来年は 黒星病 うどん粉病 と戦う覚悟です、、、

どうなることやら 。

画像下 葵(あおい) 

青味も感じられるローズレッドの中間色で

この透明感は、こでまでに見たことの無い色味・品種でした 

繁 茂の画像

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