もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

微 熱

富士のお山も雪被り

都内の街路樹も 秋色に染まりつつあります

毎年、予防接種の時期になるときまって風邪をひき

今回もまた軽い風邪が完治したと思いきや 軽いまま長引いて

微熱が7.1ありましたが、昨日済ませてしまいました(今のところ異常ナシ)

東京の田舎から、たまに都心に出る用事を見つけると

あれもこれもと欲張りになるのがいけないのか?

昨日も、急な黒雲が見えたと思いきや下車駅では台風並みの暴風雨で駅横コンビニは傘を求める人の渦巻き長蛇列、、1時間後には急激に寒くなったものの晴れ間も出て、午前中のヤボ用のために逃した岩波ホールで単館上映中の 『ハンナ・アーレント』は、またの機会に、、、そのうち早稲田松竹にでもかかるかな?、、、と暢気に構えてスルー

文化学院(画像中)並びの東側明治大がきれいになったのに驚き、駿河台からマロニエ坂を下って前々から行きたかった うつわギャラリー千鳥 にようやく辿り着きました

う~む イイですね!想像以上のお店でした! 古い匂いのする版元谷間のビルは、茅場町の森岡書店さんのようでもあり、店内は広々と店主の趣味の良さと調度のうつくしさ、、、季節の花や枝ものをさりげなく見合う器に添えて 華美でない枯淡のしめやかな統一性のある空間表現は、見習いたいものです

店主の柳田栄萬さんは、中国薬膳料理家でもあり

うつわ好きが嵩じて店を構えてしまったとか、、、blogにアップされる美味しそうな料理の数々がうつわとともに相乗効果を齎している関係に納得です 

今、開催中の増渕篤宥展は、馨炉(画像下)はwebでも見事さは伝わりますが

普段遣いにいいような小鉢やカップに、webではなかなか確認できない釉薬の垂れや繊細な線刻が施された丁寧な仕事ぶりがあり、webだけでなく、やはり肉眼で見て 触ってみないとわからないものだと再認識しました

木枯らし1号が吹き、初冬の趣き

このところあまり接点の無い社会の片鱗に触れ 驚くこと多かりし霜月も半ば

風邪をひかぬよう 体調管理に気をつけたいものです。

画像上 若かりしアーレント

微 熱の画像

微 熱の画像

微 熱の画像