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もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

春 隣

春待ちの日々

行きたいと思っていた いいタイミングで招待券をいただき

出久根育さんの展覧会に

既に店じまいしたパロル舎の絵本は

たのしい形と色づかいの妙に魅入り、記憶に残っておりました

今回の展示では、そのテンペラの原画の他にも

2002年からプラハで暮らしながら絵本制作を続けているという

ことに ご当地の民話を題材とした情感あふれる自然描写の作品は

森の木々の質感ある繊細さから

何年か前に

四季を通して低山トレッキング・ハイキングに魅せられた時間に引き戻されて

木によってさまざまに異なる落葉樹の樹形や、木肌、落葉の匂い 新芽の香り を思い起こさせ

ひとけのない しんと静まりかえった深い森に谺する

獣たちの呼び交わす声 鳥の甲高い警戒の声 なども想像させて

しばし、わくわくする伽の世界の異国の森にさまよい出ました

最近の作品の多くがチェコアニメを彷彿させる古風なかたち

色づかいも、冬の題材の中に温もりが感じられる懐かしさで

銅版画の絵本(画像中)は、愛らしい線描が活きて小品ながら纏まりある一品です

欲しかったのですが、ここでは販売されていず残念、、、

この冬は、当初の予報がくつがえる寒波の到来で戸惑い気味、、

ちょうど、ブックマークしているお二人も先日話題にしていたアルヴォ・ペルトの音楽が

出久根さんの描く深い森 と 春待ち冬の静かな思索の時間にはよく似合うような気がします

これも東欧繋がりというものか、、、。

お気に入りの作品

あめふらし』(パロル舎) 2001年

『マーシャと白い鳥』(偕成社) 2005年

『十二の月たち』(偕成社) 2008年

画像上 会場前に展示されていた雛壇飾りの型抜きクッキー

画像中 webより転載

画像下 手持ちのペルトは80年代CD出始めの頃のもの

春 隣の画像

春 隣の画像

春 隣の画像