もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

橙 花

年の瀬の仕事は26日に終了

今年の年忘れ酒宴はいつもの吉祥寺ではなく西新宿のホテルとなり

ひさびさに美味しいごはんとお酒のコースをご馳走になりました

向かいのホテルは、地震の10日前に愚息の高校が賑やかな謝恩会をしたHR

一本道のその向こうに都庁や京王プラザが見え

昼とは打って変わったイルミネーションにライトアップされた別の表情

北東数百メートルの距離 JR山の手線の内側には歌舞伎町の歓楽街もあり

新宿という街の重層性にはいつもながら感心します

淀橋浄水場が無くなり、高層ビルが林立し始めた頃のニュースも知らなくもなく

はて ここには以前、何があったか、、? 

学生時代、W大の学生さんたちに連れていかれた京王プラザのスカイバーからの夜景に

当時の田舎娘は眼をまあるくしたものでしたが、あの男子学生たちも8割が地方出身者だった、、

そんな事をぼんやり想い出しながら夜景を眺め食事をしました

夜の酒宴までの空いた時間に伊勢丹地下食品街で年末年始のスイーツを物色

入り口附近のジャン=ポール・エヴァンやバウムクーヘンのホレンディッシェ、ピエール・エルメは行列

エルメのマカロンは、何年か前から取引先のごやーるおぢさんがみなさんへ、と3月14日に贈ってくださるので美味しさを知りましたが自分で買うのは始めてで今回は家族に購入、、わがやは糖尿予備軍家系の甘党なので既に残りわずかです

和のスイーツに後ろ髪を引かれつつ、人の多さに閉口して地上へ

新宿東口の書店は、旧三越と同居のジュンク堂書店が撤退して紀伊國屋が改装されました

改装後、始めてでしたので目的の本を探すまでに売り場検索のシートを片手におろおろしつつ、親切な店員さんに案内されてようやく手にとれた重厚な本

これは先日、丸の内オアゾ丸善を訪れた際にも在庫が無く、この国の出版事情を心底嘆かわしく憂慮しましたが

ようやく紀伊國屋で手に取ることができました

ばらばらなことがらをつなぎとめてゆくことこそがわたし

今年は、バーン・ジョーンズ展を機に新たな符牒も見出され

また来年は、ささやかながらもどんな発見があるのか 愉しみでもあります。

画像上:Hホテルは、エントランスで上品なフローラルネロリアロマの馨りで好印象

画像中:ホレンディッシェは、パッケージも可愛く売り子のお姉さんも感じが好い

橙 花の画像

橙 花の画像

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