もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

雨 域

都心の街路樹もすっかり紅葉になりました

 

先日は

晴れて陽が射す南の窓に 

射光に光る広重の絵のごとき雨脚が急に見えたと思いきや

東に見える建物・地面や樹木はいっこうに濡れている様子もなく

おやおや なんと 私の居たその場所が雨の境目

右 は 雨

左 は 晴れ

ものの数分ほどでしたが

急変した気象のはざま 雨域の終わり に居合わせました

屋外には、きっちりした境界線こそありませんでしたが

濡れた場所の滲みが乾いた舗道にうっすらとでき 東の空には虹も

さて いつだったか少し前 

吉祥寺の大きな本屋さんの棚で、ひときわ目を惹いたモルフォ蝶の表紙が鮮やかな雑誌は

『 ソトコト11 』 のスモールミュージアムガイド127

この手の雑誌は、ここ数年かなり増えた感ありコーナーも出来てます

エコだ少エネだと、やんややんや強要まがいに騒がれると引き気味になりますが

自分でできることなら、微力でも続けたい、、続けているつもりのわたし

この雑誌はこれまで、手に取り買ったことこそありませんでしたが

この特集は、おもしろい(既にバックナンバー)

知ってるところもたくさん出てましたが

私設の小規模マニア向けミュージアムも多く掲載されています

 

雑誌の運命は、時代風俗を切り取りつつ消費的情報文化とも言えますから

次号が出ればさっさと棚から消え返品され、一定期間も過ぎれば断裁処分の古紙

その日は重い荷物もあったので買わずに帰宅

買おうと思った時は既に遅く、棚から消え、やむなくネット注文となりました

 名和昆虫博物館http://www.nawakon.jp/

 少女まんが館 東京あきるの市

 あかりの資料館 群馬県高崎市

 ボトルシヰアター 壜マニアの自宅内ギャラリー

 エーデルワイスミュージアム 兵庫県尼崎市

 西宮市貝類館  などなど

 

小さなところは、以前、NHKTV熱中時間に登場の奇集マニアの方たちの自宅ギャラリーのような雰囲気もありますが

どのあたりで線引きしたセレクトなのか、規模も公私もさまざまで面白く保存版雑誌かもしれません

巻末あたりの 「 憂国呆談 田中康夫×浅田彰 」 は

以前 「CREA」 「NAVI」 「GQ」 「週刊ダイヤモンド」 と、各雑誌で連載されてきたシリーズ

現在は、ここに納まってるというのも面白いものですね。

画像下は、夏の夜に飛んで来たカナブン?

雨 域の画像

雨 域の画像

雨 域の画像