雨 域
都心の街路樹もすっかり紅葉になりました
先日は
晴れて陽が射す南の窓に
射光に光る広重の絵のごとき雨脚が急に見えたと思いきや
東に見える建物・地面や樹木はいっこうに濡れている様子もなく
おやおや なんと 私の居たその場所が雨の境目
右 は 雨
左 は 晴れ
ものの数分ほどでしたが
急変した気象のはざま 雨域の終わり に居合わせました
屋外には、きっちりした境界線こそありませんでしたが
濡れた場所の滲みが乾いた舗道にうっすらとでき 東の空には虹も
さて いつだったか少し前
吉祥寺の大きな本屋さんの棚で、ひときわ目を惹いたモルフォ蝶の表紙が鮮やかな雑誌は
この手の雑誌は、ここ数年かなり増えた感ありコーナーも出来てます
エコだ少エネだと、やんややんや強要まがいに騒がれると引き気味になりますが
自分でできることなら、微力でも続けたい、、続けているつもりのわたし
この雑誌はこれまで、手に取り買ったことこそありませんでしたが
この特集は、おもしろい(既にバックナンバー)
知ってるところもたくさん出てましたが
私設の小規模マニア向けミュージアムも多く掲載されています
雑誌の運命は、時代風俗を切り取りつつ消費的情報文化とも言えますから
次号が出ればさっさと棚から消え返品され、一定期間も過ぎれば断裁処分の古紙
その日は重い荷物もあったので買わずに帰宅
買おうと思った時は既に遅く、棚から消え、やむなくネット注文となりました
少女まんが館 東京あきるの市
ボトルシヰアター 壜マニアの自宅内ギャラリー
西宮市貝類館 などなど
小さなところは、以前、NHKTV熱中時間に登場の奇集マニアの方たちの自宅ギャラリーのような雰囲気もありますが
どのあたりで線引きしたセレクトなのか、規模も公私もさまざまで面白く保存版雑誌かもしれません
以前 「CREA」 「NAVI」 「GQ」 「週刊ダイヤモンド」 と、各雑誌で連載されてきたシリーズ
現在は、ここに納まってるというのも面白いものですね。
画像下は、夏の夜に飛んで来たカナブン?