食 指
週末,年末年始の過ごし方をいかんせん と思うのも
今年は、すこうしだけ自分の時間が増えそうな予感があるからです
久しぶりにちょいと観たいと食指の動いた映画がちらほら
◎ブリューゲルの動く絵 http://www.bruegel-ugokue.com/ 12/17~ ユーロスペース
◎ミラノ 愛に生きる http://www.milano-ai.com/ 12/23~ Bunkamura
◎ユーロスペースでは サルトルとボーヴォワール も上映中です、、、
上記は、単館上映ですから東京の田舎者としては都会に出るのが億劫で
せめて吉祥寺バウスシアター止まりにしてくれないかなぁと切望
http://www.baustheater.com/jikai.htm
バウスシアターでは近頃話題の 園子温監督作品
【恋の罪+ヒミズ公開記念】 『冷たい熱帯魚』限定上映もあるようす、、、
新聞評では70年代アングラ傾向の若手監督だそう
『復習するは我にあり』とか、、あの辺りの感じなのでしょうか?
現実にあった事件を題材に人間の業を描いて評価が高く、
今回の『ヒミズ』も震災後に脚本の書き直しをしたとのこと
3.11以来、多くの人が、自らのこれまでの価値観を大きく揺さぶられて考える事が多かった今年
創作の現場でも少なからず変化があったことでしょう、、、
それに比べると
Bunkamuraの『ミラノ、、、』は、ヴィスコンティ映像に迫る美しさだそうで、ティルダ・スィントンが観てみたい
ユーロ不安の社会的背景は、時期が早くて描かれていないでしょうが
キレイキレイだけでは済まない社会背景の説得力ある描き方、省き方など、、、見もの
あとは、マダム狙いの東急娯楽映画に集まる人種の傍観など
観る前に語るな という誹りも受けそうですね(汗)。
今年の新刊『メモリー・ウォール』を読む前に一作目をと
Oヘンリー賞受賞作を含む『シェル・コレクター』を購入
2003年本は、かなりのタイムラグはありますが、、、各所での賞賛を確認しつつ読み始めました。
この一年
震災を通して自分に起きた変化は、まだはっきりと言葉にできるものではないのかもしれません。
さまざまな気になるメディアを鏡として、受け取る自分の意識&認識の確認をしたいと想う日々です。
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