惜 夏
オーシンツクツク シュクダイヤッタカヤッタカ シィ~
既に この日記内容は今月の始め頃
おこさま方の夏休み工作のなにがしかヒントになれば、、と頭を掠めもしましたが
このような 休みも終わりに差し迫ったアップとなり
果たして、、、宿題に間に合うかどうか
うつわギャラリーのHPで見た antos~Fantasia2
ロバの表情のなんともいえないたたずまいに鷲掴みにされ(画像上)
どうぶつたちだけでなく 真鍮か?古布か?古びた廃材のように見える素材を利用した
時を経た しかも懐かしき哀しき玩具 のように思える 愛すべきがらくた を造る彼等は
家具雑貨のアーティストユニット antos 小林寛樹さん 水田典寿さん という方たち
blogをたどると 小林さんは
福生の米軍住宅に棲んで活動されていたようでしたが
HPのつくりや画像も、端正でうつくしく 暮らしの一端を垣間見るようです
この夏は、各所で どうぶつ を題材にした展覧会も開かれていましたね
大迫力の巨大な どうぶつ の姿には驚愕ですが
彼等の作るような、マツボックリ?を利用したアルマジロ や ひまわりの種?利用のようなハリネズミ は
てのひらにのる工作として、こどもたちにも、似て非なるものができるヒントになるのでは と思ったわけです
はてさて
ちょうど先日読んだ、平凡社新書 岡田温司著『ジュルジョ・モランディ』 では
モランディ爺さんは、モチーフとなる壜にわざわざ埃を被せたり 壜に色を塗ったり
来る日も来る日も 同じモチーフの壜の絵ばかり描いて生涯を終えたとありました
(若い頃の違った作風は、己の履歴から抹殺し、弟子を自殺に追い込んでいる偏屈爺)
時を経たものに価値を見出すこと
或いは 時を経たと思わせる価値を生み出す作業は
非常に個人的な経験と 個人的思い入れの産物にちがいないのですが
それが自分独りのものではなく 誰かをも共感させるものであれば
きっとすてきなものに違いないことでしょう。
小林寛樹さんのHP
http://hitsujigusa.com/index.html
水田典寿さんのblog
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