もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

燠 火

街路樹のハナミヅキの紅葉を先頭に

欅 公孫樹 櫻 も色づきはじめ 街の秋も深まっています

昨日は きょきょ というツグミの声を聞きました

怒涛のごとき十月が過ぎ霜月も半ば、、

慌しさの中 音楽を聴いたり植物にふれたりしながらこころもちを鎮め

また暮らしの整頓とばかり

五徳磨き・窓拭き・鉢もの植え替え・エアコンや水廻りの掃除・衣類整理・収納庫整理 と

片付けも随分できました、、

相変わらずは、書棚の整理が手付かずのまま(汗)

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さてさて

書籍媒体の大きな変化による縮小傾向は今後どのような推移となるのでしょう?

いつぞやのクローズアップ現代では、津野海太郎さんがゲスト出演され

紙媒体による従来の書籍が無くなることはないだろうが、

今後は相当数の分野で電子書籍が増大し

この2本立ての道は大きく変化するだろう と、述べていました。

確かに実用書の類は、趣味・嗜好・実益ノウハウ本等、web情報でほぼ賄えるようになってきたと個人的に思えます。私自身、雑誌をあまり買わなくなりました。

番組では、専門色の高い医学学会誌の例を上げ、更新情報のいち早い有効性と携帯力ある電子書籍の優れた一面が、医療現場で活躍しているさまを紹介していました。

また、文学では、感動した一文にリードを引けば、その文章に共感した人とweb上でコミュニケーションできる機能まで付加され、今、試行段階であるとのこと 

孤独な作業である読書が、物語を媒介にしてみずしらずの人とコミュニケーションできるらしいのです。

遠い国の世界に一冊ほどの稀少価値ある歴史的文献が電子化してあれば、誰にでも敷衍利用できる画期的方法もあることでしょう。

印刷物として残したい人はおのおのが好みにDL印刷製本し

また逆に、これまで所有してきた紙媒体書籍を断裁&スキャンして電子書籍化する個人も増えているということでした。本という物の既存の装丁が省かれ、重くて場所を占有する書籍がチップやメモリーに納められ軽便化します。

エネルギー革命のごときこの変化には、さまざまな進化が期待されます。

自分の書棚を見廻して、二度三度と手に取ったものの少なさを思うと

この方法で電子化すれば相当数整理でき、居住スペースは拡がる、、

今すぐに、自分の書棚を電子化するつもりはありませんが、今後の購入では、軽く読むような新書は電子書籍で十分です。

この10年 PCを開かぬ日が無いという毎日の生活でPCが実用家電となったように

これから先の書籍のかたちの変化は、想像がつきません。

個人的には電子化どころか、不用となった本を処分する努力が先で

はてさて どこから手をつけようか 洋服は簡単に捨てられても 本が捨てられないサガ(笑)

燠 火の画像