オフィーリア 溺死の女
John Everett Millais(1829-96)
ロンドン テート・ギャラリー
1851-52 カンヴァス油彩
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http://www.tate.org.uk/britain/...
本家ロンドン:テート・ブリテン
ジョン・エヴァレット・ミレイ展 の巡回
東京 Bunkamura2008年8月30日~10月26日
スペシャル・ビジュアルツアーでも十分楽しめます。
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映画:荒戸源次郎『赤目四十八瀧心中未遂』にて
瀧壺に浮かぶ寺島しのぶさんのポスターは
これだな と思った…
そして「おふぇりあ遺文」は小林秀雄だったか…
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/...
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Pre-Raphaelite Brotherhood(P.R.B.)ラファエル前派は
1848年ビクトリア時代の英の3人の画家によって結成。
若き芸術家集団P.R.B.は、レーノルズの中世復古浪漫主義や
ジョン・ラスキン『近代絵画論』に傾倒
自然という舞台を顕微鏡的に観察する一種独特の自然主義と
神話や文学の主題を等質に描き込んだ画風で知られる。
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画のモデル エリザベス・シダル は 後のロセッティ夫人
詩画の才がありながら結核で病弱な憂鬱症
P.R.B.のモデルをつとめながら結婚後、神経症による薬物中毒で死亡
ロセッティ は7年の婚約期間を経て シダル と結婚
その間 後ウイリアム・モリス夫人となるジェーンにも思慕
そして ミレイの妻エフィー は ジョン・ラスキンの元妻
ラスキンとの離婚直後に ミレイと再婚
皆 顔見知りのお仲間たち
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緑陰深き花々に覆い尽くされた小川
狂乱のオフィーリアは
岸辺の枝に花輪をかけようと足をすべらせる
若い娘は しばらく浮かんだのちに 澱みに沈む…
ミレイ自身は、隅々まで均一な細密描写を施しながら
この画中にシダルのゆく末をどこまで見ていたのだろう、、、
シダルがモデルだという ロセッティ ベアタ・ベアトリクス
http://www.artrenewal.org/asp/...
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