水 幕
銀座のウィンドウは、7月終わりから既に秋の装いだった。
巷は、盆を過ぎ 長雨続きで
ほんとの 秋がやってきた来たような涼しさも感じる。
久しぶりに毛布にくるまり
蝉もこころなしか、夏の終わりを惜しむような声
既に 秋刀魚 も 食べました。
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仕事場の20代半ばのおねえさんとの会話
「沢田研二って 誰ですか?、、、ああジュリーねぇ 聞いたことあるかも。」
「キリンレモンCFなんて 意味わかんないでしょ?」 と 私
「ぜんぜん 意味不明っす」
ちなみに、30代半ばのおねえさんたちになると、再放送等のTVで知っているという
唐突に 花形満(スポーツカーで高校に通っていた花形モータースの御曹司)が
「僕はクール」 と言ってみても、長過ぎたこの父子物語を知らない世代には、笑いもペーソスもワカラナイCFではないかなぁ、、、と皆の意見が纏まる。
キリンレモンの愛飲者は、年齢層高いのかしらん。
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久しぶりに集ったみなさまと 上記『巨人の星』CFの笑いについてお話する。
1967年頃のオンエア当時は、あの番組をお笑いとしては捉えられなかった。
同時進行として『天才バカボン』も放映されてはいたが、あれはあれでなかなかアバンギャルド。
時間の流れとともに、捉え方も変化してゆくということか、、
そういえば、1990年代のニフティーフォーラム等では
盛んにディベートが繰り返されていたというが
それを引き継ぐかたちで個人HP BBSを展開されていた方達も
個人blogの隆盛とともに、すっかりディベートという形式が消失し
個人見解の吐露に近い日記のかたちが定着しているように思う。
実社会では、ディベート力というものは何事にもとても必要なもので
みなさん、毎日現実に晒されながら実践していることでもあるだろうから
web上で、この後に及んでまでディベートなどしたくはない というのが本音だろうか
私としては、web上でこそ
論理的ディベート力が磨けるのではと思うのだが。
これも時の流れ、、、。
画像は、青林工藝舎のマーク
こういうのが好きなんですよね。