もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

泣 男

季節の変わり目 

ひとつの区切りとなる行事の数々をこなしながら小休止

息子絡みの保護者会・卒業式・謝恩会・ブラスバンド定期演奏会・親&親戚のお彼岸イベント等々、、お花見定例会・入学式はこれからだ、、、

卒業式では、3年間お世話になった持ち上がり教員達が、式初めからハンカチで眼がしらを押さえる姿が見受けられ、殊にN体大出身:誰よりも大きなガタイの26歳体育教師は涙き崩れて挨拶が出来ずに親達も貰い泣き、、、アニマル浜口そっくりなPTA会長は、ガクラン最期の卒業生に声を詰まらせ、人の良い美術教師もガクランに自らの想い出を重ねて声を震わせた、、、全て男性、、、、(考えれば女性教員がいない)。

入学が決まったこの日から丸3年

一度も日の丸を掲揚しない自主・自律が伝統のこの学校は、息子達の入学一ヶ月後に学校改革を発表して今年度に移転・共学・制服義務化を断行した。高校生のストライキはメディアでも取り上げられたが要求は実現せず、生徒を応援していた教員達にも複雑な思いがあるのだろう。最期のガクラン卒業生に、高揚する気持ちが隠せず涙だけでは納まらない泣きも入る、、坦々と終わると思っていただけに意外や意外な展開だった。

韓流ドラマ以来、映像での男泣きが定着したのは実感している

が、とうとう現実に、大勢の前での男泣きがある種いい意味で迎え入れられてきたようだ。

感情を押し殺して堪える男よりも、泣きたい時には泣きなさいとばかり、こみ上げるものは自然にまかせるほうがより人間的と想われるようになったか

ドラマチックな男泣きの高揚が場を盛り上げた かな?

(それで○○な問題が解決したわけではないので情に流されてはいけない)

定期演奏会の演出にも涙・涙の場面ありで、やや構成を意識し過ぎた感も否めない

ドラマは笑いよりも泣きを取るほうが簡単だと聞いたことがある

式典では久しぶりに履くヒール高パンプスや濃紺スーツに疲れ、受付手伝いも重なりやや緊張、、しかし、卒業対策委員保護者の方々のそつなき準備対応には頭が下がった。アドリブ交えたスムーズな司会、進行、挨拶の素晴らしい出来は経験に裏打ちされてのこと、ご苦労様でした。

しかし 謝恩会で N体大 えっさっさ が観られるとは、、笑。

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