もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

雛 草

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明日 は 雛節句

ひと月ほど前から、いろどり豊かな和洋菓子やあられ、ちらし寿司等が店頭を飾り賑やかだ。うちは男の子なのでこの時期に彩りないのが寂しい。

今日はちらし寿司でも作ってささやかに春の祝いでもしようか。

手近に、泉鏡花雛がたりを開けば一昔前の雛節句がたなごころにひろがる。

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1917(大正6)年以来91年続いた雑誌主婦の友社「主婦の友」が廃刊だという。

残念ながら、私はこれまで一度も購入したことがなかったが、その存続年数を知って驚いたお化け雑誌。社名を担う看板誌としてこれまで手を替え品を替え、情報誌となり、大きくリニュアルもしたようだが、このご時勢、ネットユビキタスにはたちうちできなかったのだろう、、固執して足を引っ張るよりは好い選択だと思う。

「主婦の時代 が終わった」 のだそうだ

男女雇用機会均等法以来 主婦という言葉は、既に終わって久しい感もある

婦人誌創刊以来、婦人 には、ハイクラスのイメージを付与し

主婦 には、中流の下をイメージさせてしまった当初のもくろみが現在は受け入れられなくなったようだ

「雑誌に求められるのは現実よりちょっと上の生活」

確かに、紙質が非常に良くて印刷の美しい「家庭画報」など見ていると

ふざけるな と叫びたくなる自分とはほど遠い生活のご婦人たち

ちょっと上どころではない、別世界を覗き見する面白さはある

それに比べて「婦人之友」

古風過ぎて控えめながらも地に足着いた婦人誌のイメージ

時流とか採算を度外視してのつくりのようでやや心配も 

しかし これで創刊105年 もう続けるしかないのでしょう、、

著名な執筆陣の読みものも多く気になります。

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13日 追記

家庭画報 の対抗誌と見える HERS が創刊になりました。

まぁまぁ 豪華絢爛 ご祝儀の巻頭広告が1台分16頁くらいありました。

なかなか本文に辿り着けない、、、

佐藤亜紀さんの連載がちょっと気になりましたが

別世界のことなので立ち読み 

いつまで この雑誌が続くやら 以上。

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雑誌は時の鏡

今はコンセプトを絞り抜いて作らないと生き残るのが難しいようす、、、。

雛 草の画像