馨 苑
今年の神代植物公園の皐月薔薇はガーデニングショウのために見逃したので、、
というのは少々言い訳じみてしまうか、、、、正直、D・オースチンのイングリッシュローズの数々、新しいのに古風な風情を持ち合わせるそのやわらかな花付きや色・形の変容、香りの素晴らしさの魅力を知ってしまった為に、剣弁花が中心となるこの植物園の薔薇たちが少し遠のいてしまっていた。
しかし 秋の晴天
馨りだけでも愉しめればと 短い時間ではあったが いざ出陣
この場所にはこの花と、おおよその見当がついてきた花園だが
秋薔薇は既に終わってしまった品種や 秋には花をつけない品種など
やはり5月に比べれば寂しい感がある。
同じ品種でも、その年の気候や生育に左右され
昨年とは違う、昨日とは違う、朝な夕なの違いもあるだろう
刻々と変化する 花の生命の うつりにけりないたづらに、、、、
今日、この刻の うつろい の 色・かたち・馨り を
いくつかに絞り込まれたお気に入りの花の前でしばし堪能
画像に納めて帰宅した。
蕾は淡い桃色 開くにしたがい白色を増し 開花時は淡い白黄色