もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

Powell Flutes Japan

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人の息が吹き込まれて初めて音を奏でる管楽器

殊に フルートの起源ともいわれるパンフルート

神話によれば 束ねられた葦を吹き渡る風であったとか、、、

アンデスの縦笛ケーナも 葦や人骨で作られたといいますから

気を動かす という意味で 

笛が古くから呪術や神事に用いられてきたのも納得できます

さてさて このフルート

はじめは木製だったことから 木管楽器に分類されます 

このところの吹奏楽ブームも相まって

N響アワー等でも 管楽器がスポットで取り上げられるようになりました。

聞くところによれば

日本の音楽大学のフルート科募集定員数は、ピアノ科に次ぐ数だといいますからその人気も伺えます。

持ち運びに便利な大きさ、高音域の軽やかな音色に魅力を感じるのが人気の理由かもしれません。

私はフルート演奏はしないので 正直、楽器のことはよくわかりません。

御茶ノ水のS倉楽器店の方は、「楽器は高価なら高価なほどいいです」 と素材や材質の耐久性の面からその理由を仰っておりましたが、奏者が楽器に負けてしまうこともままあることでしょう、、、。

Powell Flutes Japanに並べられた木製・金属製ハンドメイドフルートの数々は確かに高額品

実用工芸品に近いうつくしい楽器です。

併設されたドルチェ楽器には

木管楽器金管楽器 各楽器ごと 

それぞれのパーテッションブースも見ごたえある品揃えです。

音大を目指す方やプロ仕様の方々の楽器店にも感じられますが、故河合隼雄氏や作家の奥泉光氏もパウエルのフルートをお使いだということ。鑑賞にも十二分に堪えうることでしょう。

尚 フルート初心者の息子は、

この店でパウエル製ではないフルートを購入

リペアでお世話になっています。

いまだ、パウエル製を使用するには 身の丈に合わず、、、、。