痘 痕
白木蓮・沈丁花がほころびはじめ
冬から聞こえていた地啼きに替わって
鶯のぐぜり ほーほー けっけっちょ を聞く
囀りには もうすこしというところ
春の嵐が過ぎても
タミフル頓服者がいるのでちょっとばたばたの日常
*
あばたのきんちゃん といえば天然痘の病痕がお顔に残っていたと言われる夏目先生だが
映画「ユメ十夜」は、新宿で観はぐり、吉祥寺バウスシアターでは夜のみだから観られず。
鶴見俊輔が観ているとは、、、まぁいいや、DVDを待とう。
新聞朝刊記事より 映像は、ことばにならない部分の
いわば時間の表現のようなものだと四方田犬彦と対談しているのが、眼に留まる。
四方田氏の先生が由良君美だったとはまたまたびっくり。
(由良氏といえば日夏の文献探しをしていた頃にぞろぞろと出てきた人)
師弟関係のようなものに伝えてゆくべきものの存在があるのだとか、、、
『こころ』の冒頭にも「わたくしはその人を常に先生と呼んでいた。」とか、あったなぁ。
新潮 3月号(←既に4月号表示に代わってしまいました)新刊本屋を3件探したが無い
ジュンク堂にはあるだろうと疲れた足を引きずって行ってみたが無い
新人研修中のような店員さんに聞いたのがいけなかった。
「明日 発売です」
「3月号だから2月中に発売のはずで、今朝の朝刊にも読後感が出ていたのですが、、
取次ぎ見本中に、校正ゲラ読んで記事にするはずはないと思うのですが、、、」
若い店員さんは、明日発売です の一点張りだった。