媒 体
久しぶりに 立ちんぼうおぢさん を見る
半年振りくらいになるだろうか
いつもうつむきかげんにターミナル駅の交差点に近い通路に立ち
行き交う人々に向かって本を持って立ち尽くしている
今日ははっきり表題が見えた『寄せ場』という雑誌
このことば 知らなかった。
※
大手新刊本屋に立ち寄ると少し前の書評の本が見つからない
手だれの文章として佐藤正午や高橋源一郎を挙げる知人がいるので
そちらの新刊を探すと山積み
気後れして買わず
丸山健二の昔の本が求龍堂 からシリーズハードカバーで出ていて驚く
雑誌書籍平台には吉祥寺特集本や中央線特集本など賑やか
暮らしの手帖社 「別冊暮らしの手帖 わたしの好きなキッチン用品」 780円
は、愛用の台所道具への想いなど 一頁画像は贅沢なつくり
地下モール特設会場の古本市で 窪田般彌著 500円を見つけて購入