希 臘
盆休み最終日の為か
午後のJR上野駅に降りると人の波の流れに押される
科博にレポートの素材探しの息子を置いて
藝大美術館へ向かうも、 只今60分待ち の立て札
諦めて こども図書館へ向かうも またもや稀な平日休館日(3度目)
気温35℃
スコールのようなじっとりとした雨が傘を叩き
不快な貧血で卒倒寸前な体を抱えてなんとかエアコンの効いた場所へ
午後4時20分 入場終了間際の藝大美術館「ルーヴル美術館展」へ滑り込み
館内は相変わらず黒山の人だかり
かけあし気味の希臘彫刻との対面ではあったが
神々と称される人体の黄金比・アフロディテ・アポロン・美少年・ニケ
自然光の白い陰翳に浮かぶマーブル古代彫像と対面し
しばし熱帯スコールを忘れた。