秘 匿

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　　　　　鏡なるわが神あるいは愛なく

この詩集の

最終章に配された長い詩篇に幾度となく音連/訪れるリフレイン

詩集に綴られた魂の記録　と

秘匿なる魂の連鎖のものがたり　と

その２つ　が

眠りに就く脳髄にてゆらぎ重なり　　

みえるものだけにしかみえないもの

きこえるものだけにしかきこえないものを

たしかにかんぢるひととき

しかし

広大な精神を内包する不確かなイデアごときものに

果たして愛という一文字が変換可能なものかどうか、、、、