夏 至
ケンタウルスの夜ではないよ。
北欧では白夜のはずだ。
今夜は聖ヨハネ草を飾って眠ろう。
Hypericum perforatumとは
俗に〈聖ヨハネ草〉と呼ばれるものだそうです。
夏至の日には戸口にこの花の束を懸ける風習ができ、
邪霊に関連した発想からか、雷、火事、
魔女から守ってくれるように願かけしたといいます。
それがキリスト教の習俗と混じ、
洗礼者聖ヨハネに捧げられるとともに
娘たちはこの祭日の夜、
この草を枕の下に入れると将来夫となる人を夢にみることができたとか。
また、この祭日の朝、
この花に溜まった朝露をあつめて目に塗ると、
翌年眼病に罹らないといわれました。
葉から染み出す赤い液は、洗礼者聖ヨハネの血とみなされ、
また〈イエスの心臓の聖油〉とも崇められることになったのだそうです。
上記 知人のblogより引用