(タイトルなし)
歳若き 歌詠み 彗星の旗手
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ごう君 の 歌によせて 想うこと
冨士谷御杖 『真言弁』
さてその霊となるはいかなるものぞといふに、
所欲の筋は為にいづべからぬ時宜の
その時宜にかなへむことの難さに
せめて歌によみてひたぶる心をなぐさめむとする心
これなり。
言霊の宿る歌の言は、所思・所欲の屈折をはらんでおり、時宜をやぶることのないがために、ついに為・言行としてまっとうされることなくおわった主体・ひたぶる心の墓標にほかならない。
坂部 恵:意訳より
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