もえぎの日録

関心空間(2016.10.31閉鎖)から移行 日記とキーワードが混在しています 移ろう日々のことなどを記します

小宮豊隆の息子

当時は、そうとうなおじいちゃんに思えた。

今考えると 60歳代前半ほどだったか

穏やかで静かで上品な語り口

坦々と 独逸詩を吟じていた、、、

その小宮先生が余談にて紹介された詩人

Nikolaus Lenau 何年かぶりに レクラム文庫を取り出す。

嗚呼 もうはや さっぱり ワカリマセン、、、

古い邦譯本の、生田春月の評には

「懐疑詩人・悲観詩人・真に世界苦の詩人

その詩はあまりにも悲痛、あまりにも悲愴、あまりにも沈痛

ここに、レーナウがハイネほどのポピュラリティ得ない理由があるとともに、哲学詩人としてのそのより高い意義がある。漂泊を愛し、亜米利加に放浪。のち人妻を戀して狂死した。」

そう 春月さん は、レーナウの後継でありました、、、。

画像は、ただの手ぶれ    落ちゆく月

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。の画像