2005-09-22 (タイトルなし) 日記 紀尾井ホールにて 鈴木弘尚ピアノリサイタル ほぼ満席 桟敷席も学生さんで一杯 バッハ/スクリャービン カール・ヴァイン/ラフマニノフ/シューマン 非常にメリハリのある選曲で聴衆を惹き付けた。 なかでもカール・ヴァインのピアノソナタは 静かな渚に汐が満ちるような情緒性と 激しい重低音がJAZZアレンジの如く リズミックに連打される振幅 マスタークラスより10年間弾き込んできたという 確かな技術に裏打ちされて この表現者を代表する作品のように想えた。 19:00~21:30迄 途中休憩を含んではいるものの 独り舞台の出ずっぱり アンコール最後に 超絶技巧のヒナステラ が演奏され 足元から背中にかけて 鳥肌がたつ。 …神憑りの人。 .