すこしも地を冷まさぬ驟雨に蒸しあげられ ひとり 平日白昼の高速に 乗れば 一瞬 視界に映る車が 一台も無くなる時空の狭間に滑り込む この ゆるい曲線の暗がり は 何処へ連なる 次ぎの瞬間 小癪なBMが左から右車線に急発進で追い抜いてゆき 我にかえって 再…
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