山あいの季節外れのスキー場には もはや永久睡眠に入ったようなリフト数機が立ち尽くす 間遠に ホトトギス・カッコウ・ウグイスの声 こんな場所にやって来る人間は誰もいない 携帯だけがかろうじて圏内を示す人間界との絆 しかし 少し奥へゆけばそれも途絶え…
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